印刷
TakumiMap®には、ベクトル地図データの精密さを生かした優れた印刷機能があります。
印刷の開始
メインツリーの「印刷」コマンドから、印刷機能を呼び出します。印刷機能が起動すると、下図のような画面になります。
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〈 図156:印刷画面 〉
印刷内容の設定
印刷に関する、様々な設定ができます。以下でその設定方法ご説明します。
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印刷内容の設定方法
◇ 余白の設定
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上下左右の余白幅をmm で設定します。
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余白幅に上限はありませんので、例えば定型書式の書類等のために、上部の余白を200mm くらい大きく開け、地図の印刷箇所を用紙の下部に寄せるような設定も可能です(下図参照)。
◇タイトルの付加
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キーボードから文字列を入力し印刷用紙上部にタイトルを付加できます。
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フォントを変えたい場合は、右の[フォント]ボタンから設定可能です。
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タイトルの付加を外したいときは、先頭のチェックを外します。
◇コメントの付加
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印刷用紙下部にコメントを付加できます。
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フォントを変えたい場合は、右の[フォント]ボタンから設定可能です。
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コメントの付加を外したいときは、先頭のチェックを外します。
◇凡例の付加
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地図上に統計レイヤやCSV レイヤが載った状態でこの印刷設定に入ったら、凡例印刷の有無を設定できます。
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また、印刷用紙の中で凡例を印刷する場所を左上、右上、左下、右下、の4つから選択できるようになっています。
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さらに、凡例を地図上に印刷するかどうかの設定ができます。「地図上に印刷」のチェックを入れると地図上に印刷し、外すと余白に印刷します。
〈 図157:余白設定 〉
〈 図158:特異なレイアウト 〉
〈 図159:タイトルとコメント入力 〉
〈 図160:凡例の付加設定 〉
◇ 地図の背景色を印刷する
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地図の背景色を印刷するかどうかのチェックです。
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画面で見る地図は、背景に薄く色が乗っています。これをそのまま印刷しても色調が微妙なこともあって、プリンタによってはまともに紙に表現出来ない上に、印刷に時間がかかるということが有り得ます。そういう場合に対処するためのオプションといえます。
◇ 行政界を印刷する
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都道府県や市区町村の領域を区切る行政界を印刷するかどうかの選択です。
◇ 白黒で印刷する
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ここにチェックを入れると、白黒で印刷します。白黒プリンタで印刷するときにはお薦めです。プレビューも白黒になります。
◇ プレビュー操作
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印刷のプレビューは、通常の地図表示操作とまったく同じように、スクロールしたり拡大縮小したりすることができます。印刷直前の微調整にとても便利です。